MuScreen プラットフォームは、十分に特性化されたシンジェニックおよび腫瘍ホモグラフト(MuPrime™)で、事前に選択されたパネルで免疫関連薬剤などを評価できる唯一のハイスループットin vivo スクリーニングモデルです。
このスクリーニングにより、費用対効果と時間効率の高い方法で、in vivo前臨床での免疫療法開発を迅速に進めることができます。
MuScreenの選択
モデルタイプ | モデル特性 | 有効性 | PD | ||
---|---|---|---|---|---|
EB | 中国 | EB | 中国 | ||
シンジェニック | 臨床で観察される免疫の不均一性・多様性を示します。 | 6 モデル | 12 モデル | 6 モデル | 12 モデル |
腫瘍ホモグラフト |
GEMM腫瘍の同種宿主への移植で、 |
6 モデル |
登録締切日 | 試験開始時期 |
---|---|
2023 年 1 月 17 日 | 2023 年 2 月 24 日 |
2023 年 4 月 17 日 | 2023 年 5 月 12 日 |
2023 年 7 月 14 日 | 2023 年 8 月 11 日 |
2023 年 9 月 15 日 | 2023 年 10 月13日 |
登録締切日 | 試験開始時期 |
---|---|
2023 年 1 月 13 日 | 2023 年 2 月 13 日 |
2023 年 3 月 17 日 | 2023 年 4 月 17 日 |
2023 年 5 月 19 日 | 2023 年 6 月 19日 |
2023 年 8 月 11 日 | 2023 年 9 月 11 日 |
登録締切日 | 研究開始時期 |
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2023 年 1 月 13 日 | 2023 年 2 月 24 日 |
2023 年 3 月 9 日 | 2023 年 6 月 16 日 |
2023 年 9 月 1 日 | 2023 年 10 月 13 日 |
I/O化合物の有効性やPD効果を評価するために、十分に特性化された6種または12種のシンジェニックモデルから選択できます。
がん種 |
モデル | マウス系統 | 免疫細胞プロファイル | RNAseq | Baseline Proteomics Data |
---|---|---|---|---|---|
胸部 | EMT6* | BALB/c | あり | あり | あり |
大腸 | CT26.WT* | BALB/c | あり | あり | あり |
MC38 | C57BL/6 | あり | あり | あり | |
腎臓 | Renca | BALB/c | あり | あり | あり |
肝臓 | H22^ | BALB/c | あり | あり | あり |
Hepa 1-6 | C57BL/6 | あり | あり | あり | |
肺 | LL/2 | C57BL/6 | あり | あり | あり |
リンパ腫 | A20* | BALB/c | あり | あり | あり |
メラノーマ | B16-BL6 | C57BL/6 | あり | あり | あり |
B16-F10* | C57BL/6 | あり | あり | あり | |
膵臓 | Pan02* | C57BL/6 | あり | あり | あり |
前立腺 | RM-1*** | C57BL/6 | あり | あり | あり |
*モデルは米国サイトで6種のMuScreenで運用されています
^この行にはFACSは適用されません
臨床で観察される免疫のヘテロ多様性を示すシンジェニックモデルにより、免疫調節剤の有効性やPD効果を総合的に評価できます。
シンジェニックモデルの主な利点は以下の通りです。
シンジェニックモデルは、高度に特性化されており、以下のようなデータが利用可能です。
MuBase®で全モデルのデータをご覧頂けます
I/O薬剤の抗腫瘍効果を、独自の腫瘍ホモグラフトパネルでin vivo 試験します。
がん種 | モデル | 突然変異/発がん性 | マウス系統 | 免疫プロファイル | RNAseq | 成長曲線 | データ |
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胸部 | mBR6004 | MMTV-PyVT TG | FVB/N | あり | あり | あり | あり |
肝臓 | mLI9040 | Alb-Cre; CAG-LSL-cMyc | C57BL/6 | 継続中取得中 | あり | あり | あり |
肺 | mLU6045 | Kras(G12D); P53-/- | C57BL/6 | あり | あり | あり | あり |
膵臓 | mPA6115 | Kras(G12D); P53-/-; PDx-1 cre | C57BL/6 | あり | あり | あり | あり |
肉腫 | mSA9003 | P53-/- | C57BL/6 | あり | あり | あり | あり |
肌 | mSK6005 | ApcMin/+ | C57BL/6 | あり | あり | あり | あり |
腫瘍ホモグラフトは、自然発生または発癌性物質によって生じたGEMM腫瘍を免疫適合性のある同種宿主に移植したものです。GEMMの腫瘍の分子生物学・病理学的特徴や、臨床的に重要な発がん性因子変異が保存されています。
MuPrime 腫瘍ホモグラフトは、in vivo薬理試験用の前臨床同系統モデルの数および分子病態を拡充するために開発されたものです。
MuPrime 腫瘍ホモグラフトの主な利点は以下の通りです。
私たちの腫瘍ホモグラフトは、以下のような利用可能なデータが用意されています。
MuBase で全モデルのデータをご覧頂けます。
MuScreen 有効性とPD評価は、あらかじめ設定されたスケジュールに沿って、共有のvehicleグループと共に実行されます。
薬効評価のの主な試験評価項目は腫瘍増殖抑制(TGI)で、オプションでMouse I/O RNA-Seq Panel による測定、FACSおよびIHCが利用可能です。
PDモードでは、選択した時点での腫瘍浸潤リンパ球および腫瘍関連マクロファージのFACS解析、および腫瘍免疫に関連する1080遺伝子を包括的にプロファイルするMouse I/O RNA-Seq Panel から選択してください。さらに、血液および腫瘍中のサイトカインパネルのプロファイリング、腫瘍組織、血球、リンパ節、脾臓細胞におけるバイオマーカー解析のためのIHCなどの項目が追加されました。
いずれの評価でも、ご要望に応じて凍結もしくは固定された腫瘍を提供することが可能です。
Crown Bioscienceの十分に特性化され検証されたマウスモデルを検索可能なデータベースにログインして、免疫腫瘍薬の前臨床評価に最適なモデルを検索できます。Crown Bioscienceは、お客様の関心のある化合物をスクリーニングするために、シンジェニック、腫瘍ホモグラフト(MuPrime)、GEMM、ヒト化薬剤ターゲット(HuGEMM)モデルなどのマウス試験モデルの幅広いラインナップを提供しています。
MuBase にアクセスすることで、腫瘍成長曲線、標準治療に対する応答、病理組織学データ、免疫細胞プロファイリングデータを含むゲノム、分子生物学、表現型データを、免疫腫瘍学マウスモデルの幅広いデータから検索することができます。
異なるモデルタイプを検索、フィルタリング、閲覧することが可能
免疫チェックポイント阻害剤を含む特定モデルの治療効果データを閲覧できます。
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