<img height="1" width="1" src="https://www.facebook.com/tr?id=1582471781774081&amp;ev=PageView &amp;noscript=1">

マウス免疫安全性モデル

薬剤開発を加速させるために、十分に検証されたシンジェニックモデルおよび腫瘍移植モデルのパネルで化合物を評価します。

免疫療法での安全性および毒性スクリーニングのためのirAEのIn Vivo モデル

HuGEMM™ およびHuCELL™ ヒト標的knock-inモデルを用いて、免疫療法に関連する独自開発の免疫関連有害事象(irAE)を研究します。このプラットフォームは、完全な機能を有するマウス免疫系内にヒト化された創薬標的を有しており、ヒト特異的免疫療法のon-targetおよびoff-targetの複雑な毒性を評価できます。

ヒトに特化した治療法の有効性と毒性を同じ動物で評価できるため、同じ動物種で最適な治療期間を決定でき、今後の医薬品開発作業の指針となる迅速でコスト効率の高い、信頼性の高いデータが提供されます。

安全性および毒性評価のためのHuGEMM プラットフォームの有用性

  • ヒト免疫療法の多様なターゲットの安全性を効率的に研究
  • 有効性と毒性の両方を評価することにより、同一生物種における治療指数の決定
  • IHC、ICCおよびIFを含む、オンサイトでの病理/組織病理学サービスによる費用対効果の改善
  • 迅速な試験開始により、確実な結果を迅速に提供 -プロジェクトの必要性に応じて試験期間を最適化

集中した免疫治療薬の毒性解析

  • 免疫系チェックポイント阻害剤
  • 免疫チェックポイント刺激薬剤
  • 二重特異性抗体
  • 抗体薬物複合体 (ADCs)

利用可能なモデル

 

安全性および毒性評価のための現在利用可能なHuGEMMモデル

HuGEMM モデルは、免疫チェックポイント関連タンパク質を含むヒト化創薬標的を(マウスタンパク質の代わりに)発現するように操作された、免疫応答性のキメラマウスモデルです。

シングル Knock-in ダブル Knock-in トリプル Knock-in
B7H3 TIGIT/PVR CD47/Sirpα/PD-1
BTLA PD-L1/TIM-3 CD47/Sirpα/PD-L1
CCR2 PD-L1/TIGIT PD-1/PD-L1/CD137
CCR8 PD-L1/OX40 PD-1/PD-L1/CTLA4
CD137 PD-L1/LAG3 PD-1/PD-L1/IDO-1
CD27 PD-L1/CTLA4 PD-1/PD-L1/LAG-3
CD28 PD-L1/CD47 PD-1/PD-L1/OX40
CD38 PD-L1/CD40 PD-1/PD-L1/TIGIT
CD39 PD-L1/CD27 PD-1/PD-L1/TIM-3
CD3E PD-L1/CD137 PD-1/TIM-3/TIGIT
CD40 PD-1/Tim3  
CD47 PD-1/TIGIT  
CD73 PD-1/Sirpα  
CTLA4 PD-1/PD-L1  
GITR PD-1/OX40  
IL-1b PD-1/LAG3  
LAG3 PD-1/GITR  
OX40 PD-1/CTLA4  
OX40L PD-1/CD47  
PD-1 PD-1/CD40  
PD-L1 PD-1/CD28  
SIGLEC15 PD-1/CD27  
Sirpα PD-1/CD137  
STING PD-1/BTLA  
TIGIT OX40/CD137  
TIM-3 NKG2A/CD94  
TNFR2 IL2RA/IL2  
VEGFR2 CTLA4/Tim3  
  CTLA4/OX40  
  CTLA4/LAG3  
  CTLA4/CD137  
  CD47/Sirpα  
  CD40/CD137  
  CD27/CD137  


コレクションの検索

参考事例

 

安全性と毒性の解析が利用可能

  • サイトカイン分析
  • 肝機能検査 (ALT, AST)
  • 臓器毒性の病理組織学的評価
  • IHC、Flow cytometryによる標的臓器への免疫細胞浸潤
  • 全血球数 (CBC)
  • サイトカイン storm/CRSに関連する潜在的な有害事象を特定するための臨床観察

rodent-immuno-safety-modelsfig1-jp-01

図1.CD137 HuGEMMモデルにおけるマウス結腸腫瘍CT26.WTに対するurelumabとキメラ urelumabの腫瘍増殖抑制効果。腫瘍増殖抑制率(TGI)は次のように算出しました:TGI% = (1-Ti/Vi)*100; Tiは測定日における治療グループの平均腫瘍体積、Viは測定日における対照グループの平均腫瘍体積とします。

safetyand-toxicity-fig2-01

図2.CD137 HuGEMM 動物のALT(alanine aminotransferase)とAST(aspartate aminotransferase)の値から肝毒性を測定。最終投与の2日後および7日後にALT(alanine aminotransferase)およびAST(aspartate aminotransferase)の空腹時血中濃度を測定した。One way ANOVA *, **, ***は、それぞれp<0.05, p<0.01, p<0.001を示す。

safety-and-toxicity-fig3

図3.CD137 HuGEMM in vivoモデルにおけるurelumabとキメラurelumab投与後の肝臓炎症の組織学的評価。肝細胞のH&E染色。肝臓炎症は0〜3のスケールで評価されました。0 = none; 1 = mild; 2 = moderate; 3 = severe.

safety-and-toxicityfig4-01

図4.CD137 HuGEMM in vivoモデルにおけるurelumabおよびキメラurelumab投与後の肝臓におけるCD45+免疫細胞の浸潤をIHC染色で示しました - CD45+細胞密度はHALO v3.0.311.363 によって測定されました。

マウス免疫安全性モデルについてご相談ください

ご要望をお聞かせください

お問い合わせ