フローサイトメトリー

多様な細胞種のハイスループットフローサイトメトリー解析による治療効果の総合的な測定

確実で詳細なイムノフェノタイピングにより、薬剤のメカニズムとPDに関する新たな知見を得ることができます。免疫療法の効果を最大化し、不要な毒性を制限し、関心のある細胞を包括的に特徴づけることにより、前臨床/臨床試験の成功率を高めます。高品質のフローサイトメトリーデータを使用することにより、以下のことが分かります。

• 腫瘍、血液、脾臓、リンパ節などの関連臓器の免疫細胞構成
• 治療効果に対する細胞サブセットの出現頻度と機能性
• 個々の検体の多様性と反応の不均質性

確立されたフローサイトメトリープラットフォームにより、複雑な免疫表現型および希少細胞の特性評価を実現します

• BD FACSCalibur™、BD Accuri™C6、NovoCyte、Beckman Gallios、BD LSRFortessa™、BD LSRFortessa X-20（最大17色）などの最先端機器を使い、96ウェルプレートHTSアタッチメントも備え付けています。MiltenyigentleMACS™Dissociatorsのサポートによって、限られたサンプル量でも、ハイスループットに細胞特性を評価しできます。
• 事前に最適化された20を超える腫瘍組織からのサンプル調整方法とゲーティングに関するプロトコルを使用して、腫瘍の複雑さを克服します
• 染色、操作、ゲーティングを精密に行うために、厳格なコントロールとマニュアルによる補正を行います。
• 基幹データを解析中に発生するヒューマンエラーを排除するため、データ転送ソフトウェアにより処理を行います。
• FACS専門チームから試験に適したサンプル調整プロトコル、パネル構成、ゲーティング方法などを決定するためのサポートを提供します。
• 生データ、統計分析、観察データ、実用的な推奨事項、データ可視化など、ダイナミックで情報豊富なレポートパッケージにより、ニーズに合わせたレポートを提供します。
• クラウドポータルを通じて、高品質なデータとレポートを簡単かつ安全に確認することができます。

標準的なフローサイトメトリーパネルは、複数のがんおよび炎症のin vivoモデルで検証されており、リンパ系および骨髄系細胞群の初歩から包括的な分析までを提供します。シンジェニック、腫瘍同種移植モデル（MuPrime™）、ヒトターゲット発現モデル（HuGEMM™/HuCELL™）、ヒト化、GvHD、および腹膜炎モデルが含まれてすべての解析に対応します。

その他、試験前に徹底的に検証を行うカスタムパネルも利用できます。以下の標準的なパネルおよびゲートストラテジーを参照し、カスタムパネルのご利用もご検討ください。